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2014年11月26日 UP DATE

デング熱の流行状況について


デング熱は、蚊によって感染する感染症で、熱帯・亜熱帯地方にみられます。発熱や関節痛、発疹などがみられます。

11月18日付けで公表された世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務所(WPRO)の情報によるデング熱の流行状況です。

東アジア、東アジア周辺および南半球地域の流行状況
注意:本サイトの情報はWPROが発行する情報を基に再編集しています。更新日、各国の情報の形式が異なるため解釈を加えることはできません。さらなる情報は原文を参照してください。原文には、過去数年間と比較した週別のグラフが掲載されています。

日本
10月31日現在、厚生労働省によればデング熱の国内発生例が160例 報告されています。これらの患者の海外渡航歴はありません。症例が全国から報告されていますが、大半(143/160例、89.4%)は代々木公園またはその周辺地域を訪れたことに関係していました。10月15日に報告された症例を最後に新しい報告例はなく、減少の傾向を示しています。これまでのデング熱は1型が同定されています。

中国
11月16日の週末までに、広東省で検査確認及び臨床診断されたデング熱感染例が新たに590例報告されました。前週よりも報告された患者数は48.2%(前週は1,139例)少なくなっています。11月16日までに、この地方では検査確認及び臨床診断されたデング熱感染例が44,696例報告されました。地域の内訳は以下のとおりです: 広州(37,062例)、佛山(3,528例)、中山(666例)、江門(569例)、珠海(501例)、深セン(414例)、肇慶(273例)、清遠(286例)、東莞(278例)、陽江(275例)、湛江(224例)、汕頭(221例)、潮州(128例)、茂名(92例)、掲陽(84例)、恵州(35例)、河源(26例)、韶関(15例)、雲浮市(11例)、汕尾(8例)。これによる死亡は6例です(広州5例、佛山1例)。現在、494人が入院中で、18,170人が回復し退院しています。

マレーシア[診断:84,682例、死亡:160例、10/25 更新]
依然として、昨年を上回る流行が続いています。新規症例の報告数は先週よりも10 %減少しました。

フィリピン[診断:73,815例、死亡:288例、10/4 更新]
例年どおりの季節変動を示しています。33週より始まった減少傾向は続いています。発生数は昨年比で56.3 %と低くなっています。

シンガポール[診断:16,932例、死亡:4例、11/8更新、但し、死亡数の更新日なし]
昨年と同様の季節変動を示しています。38週以来、着実な減少傾向を続けています。

カンボジア[診断:3,091例、死亡:19例、10/27 更新]
2014年に報告されている新規の患者の数は比較的安定した状況です。2012年のデータは除外されていますが、2008年以降、発生数は極めて少ない状態が続いています。

ラオス[診断:1,611例、死亡:0例、10/31 更新]
過去の平均発生数よりも低い状態が続いています。

ベトナム[診断:17,766例、死亡:17例、9/30 更新]
9月には3,215人の感染者が報告され、1人が死亡しました。昨年の同時期(患者46,408例及び死亡30例)と比較して診断例で61.7 %、死亡例で43.3 %減少しています。

オーストラリア[診断:1334例、死亡: no data、10/31 更新]
毎月の患者数は1月以降、減少を続けています。

フランス領ポリネシア
11/9までの1週間に24例が報告され、デング熱1型の流行が続いています。

蚊に刺されないための対策
  • 可能な限り、しっかりと網戸がとりつけられているか、エアコンが備わっている、または、蚊をしっかりと駆除しているホテルやリゾートに滞在してください。蚊取り線香も有効です。
  • 長袖のシャツ、ズボンを着て、できるだけ皮膚の露出部を少なくするようにしてください。
  • 流行地域では屋外にでかける場合や網戸が備わっていない建物にいる場合に は、ディート(DEET)などの有効成分が含まれている虫よけ剤を、皮膚の露出部につけてください。使用する場合には、必ず添付文書に記載されている使用 法を守ってください。日焼け止めを使う場合は、先に日焼け止めをつけてから、虫よけ剤を使用してください。
  • 子ども、とくに乳児への虫よけ剤の使用については、小児科医にご相談ください。虫よけ剤が使用できない場合、ベビーカーにぴったりと合う蚊帳でベビーカーをおおってください。
心配な場合には早めの受診を
  • 海外で発熱などの症状が出たら、できる限り早く医療機関を受診してください。
  • また、ご帰国の際に、発熱や心配な症状のある方は検疫所の担当者にご相談ください。帰国後に発症した場合や、症状が改善しない場合は、お近くの医療機関または検疫所にご相談ください。
  • 医療機関を受診する時には、医師に、渡航先や渡航期間、渡航先での活動などについて、詳しく伝えてください。

厚生労働省検疫所 FORTHより

 



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