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2014年5月13日 UP DATE

太平洋地域における麻しんの流行状況について


麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって起こる病気です。空気感染、飛沫感染、接触感染によって、人から人にうつります。その感染力はウイルスの中 で最も強く、麻しんを発症している人と同じ部屋にいるだけで(空気)感染することがあります。また、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症 し、肺炎や脳炎などの重い合併症を起こすこともあります。

世界保健機関(WHO)西太平洋事務局(WPRO)から公表された情報によりますと、今年3月1日から3月31日までに麻しん患者の報告数が多かった上位3か国は、中国ベトナムパプアニューギニアでした。これらの国における確定患者数は、中国が7,675人、ベトナムが443人、パプアニューギニアが147人でした。日本からは61人の確定患者が報告されています。

2014年1月1日から4月20日までの累積確定患者数では中国が13,799人、フィリピンが6,016人、ベトナムが936人と多く、日本は208人でした。人口100万人あたりの患者発生率が高いのは、フィリピン241.2人、パプアニューギニアで88.7人、ニュージーランドで84.3人でした。日本では6.6人でした。

麻しんは予防接種で予防することができる病気ですが、予防効果を確実にするためには、2回の接種が必要です。現在、1歳と小学校入学前1年間の子どもに対して、計2回の定期の予防接種が行われています。海外の麻しんの流行がみられる地域へ渡航する前には、母子健康手帳などで、予防接種歴を確認してください。麻しんにかかったことがない方で、麻しんの予防接種を受けたことがない方や1回しか接種していない方、または予防接種を受けたかどうかがわからない方は、渡航する前に、早めに医師に相談してください。

厚生労働省検疫所 FORTHより




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