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2013年12月6日 UP DATE

コンゴ共和国で狂犬病の患者が発生


11月29日付けで公表された世界保健機関(WHO)アフリカ地域事務局(AFRO)の情報によりますと、コンゴ共和国の保健省は、現在、主要都市であるポワントノワール(Pointe Noire)における狂犬病の集団感染に対応しています。11月25日現在、8人が犬に咬まれた後に狂犬病の臨床症状を示し、死亡しました。その他、190人がこの地域で犬に咬まれ、狂犬病の暴露後予防接種を受けています。

初発患者は43歳の男性で、8月13日に犬に咬まれ、興奮、唾液分泌過多(流涎症)、意識変容、恐水及び恐風症状が出現し、ポワントノワール総合病院で治療を受けていましたが、9月18日に死亡しました。2人目の患者も初発患者を咬んだ犬に咬まれ、10月1日に死亡しました。犬に咬まれた人のうち60%以上は15歳未満です。

初発患者と他の3人を咬んだ犬の頭から採取された検体は、ブラザヴィルの獣医学診断検査施設で検査され、狂犬病が陽性と判明しました。南アフリカで行われた検査でも陽性でした。WHOの支援を受けて、2人の疑い患者から採取された検体を検査するために、カメルーンにあるパスツールセンターに送付する計画が進められています。

コンゴ共和国政府は、この集団感染への対応を調整するため、WHO、国際連合食糧農業機関(FAO)、他の関係機関の支援を受けて、複数の部門(人と動物の保健当局を含む)から構成される対策本部を立ち上げました。その他、人と動物のサーベイランスの強化、医療従事者に対する犬による咬傷や狂犬病の疑い患者の管理に関する注意喚起、犬の管理(野良犬のと殺、雌の犬の避妊手術、犬、猫、ペットの猿の予防接種)、地域の狂犬病センターの創設、市民に対する狂犬病の予防と制御に関する教育を含む措置が講じられています。

犬に咬まれた人の特徴を明らかにし、この地域で犬に咬まれる可能性のあるリスクファクターを特定するために、更なる調査が進められています。

WHOは、この事例に関して、渡航や貿易を制限することを推奨していません。

厚生労働省検疫所 FORTHより

 
 



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