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2014年5月1日 UP DATE

太平洋地域での症状・疾患サーベイランス報告について


公表されたWHO西太平洋地域事務局(WPRO)のサーベイランス情報によりますと4月20日までの1週間(第16週)に太平洋地域で以下のような症状の発生が報告されています。

<その他の更新>

  • デング熱
    ・2014年1月から4月18日までに、ソロモン諸島で754症例が報告されました。フランス領ポリネシアのLouis Malarde研究所(ILM)へ24検体が送付され、9検体がデング熱血清型3型でした。
  • ツバルでデング熱が発生流行しており、2014年4月24日までに98検体が検査され、そのうち24検体が迅速試験(NS1)で確認されました。
  • バヌアツでは2014年1月第1週の流行の始まりから4月20日までに1,561件のデング熱症例が報告されています。2014年4月20日までの1週間で5症例が報告されています。
  • ナウルではデング熱様疾患が増加しており、拘置所から3症例の報告がありました。
  • フランス領ポリネシアでは現在デング熱が流行中です。2013年3月から報告されたデング熱症例数は2014年4月17日までの累計で1,950人です。3月に(PCR)検査された33検体のうち32検体がデング熱1型で、1件が3型でした。
  • ニューカレドニアでは2013年9月1日から2014年4月24日までのデング熱症例は219件でした。
  • ジカウイルス
    ニューカレドニアでは、2013年11月25日から2014年4月14日までに852例のジカウイルス感染症例が報告されています。
  • フランス領ポリネシアでは、5ヶ月にわたる保健専門家の報告によりますとジカ流行は8,700件以上の症例数がでましたが終息に近づいているということです。
  • クック諸島では、2014年20日までの1週間に29例のデング熱様疾患が報告されました。2014年2月13日から4月20日までに888例が報告されました。フランス領ポリネシアILMへ送付された検体から最近ジカウイルスが確認されました。
  • 洪水後のソロモン諸島
  • 2014年4月12日―16日に災害後初期警戒サーベイランスと対応ネットワーク(EWARN)が、疾患発生の迅速な検知と対応のために、ホニアラとガダルカナル州の被害のあった地域で実施されました。洪水(4月1日のサイクロン後の洪水)のあと、下痢症例報告数が増加しておりそのうち7%は血便で入院しました。血便の原因病原体は同定されていません。洪水後の追加の情報は以下を参照してください。
    http://www.wpro.who.int/mediacentre/multimedia/photos/features/pf_20140421/en/

関連地域へ渡航、滞在される方は、今後の情報に注意していただくとともに、蚊に刺されないよう対策をとってください。

蚊に刺されないための対策

  • 可能な限り、しっかりと網戸がとりつけられているか、エアコンが備わっている、または、蚊をしっかりと駆除しているホテルやリゾートに滞在してください。蚊取り線香も有効です。
  • 長袖のシャツ、ズボンを着て、できるだけ皮膚の露出部を少なくするようにしてください。
  • 流行地域では屋外にでかける場合や網戸が備わっていない建物にいる場合には、ディート(DEET)などの有効成分が含まれている虫よけ剤を、皮膚の露出部につけてください。使用する場合には、必ず添付文書に記載されている使用法を守ってください。日焼け止めを使う場合は、先に日焼け止めをつけてから、虫よけ剤を使用してください。
  • 子ども、とくに乳児への虫よけ剤の使用については、小児科医にご相談ください。虫よけ剤が使用できない場合、ベビーカーにぴったりと合う蚊帳でベビーカーをおおってください。

心配な場合には早めの受診を 

  • 海外で発熱などの症状が出たら、できる限り早く医療機関を受診してください。
  • また、ご帰国の際に、発熱や心配な症状のある方は検疫所の担当者にご相談ください。帰国後に発症した場合や、症状が改善しない場合は、お近くの医療機関または検疫所にご相談ください。
  • 医療機関を受診する時には、医師に、渡航先や渡航期間、渡航先での活動などについて、詳しく伝えてください。

厚生労働省検疫所 FORTHより

 



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