新型コロナウイルス「指定感染症」

2020年2月3日COVID-19

中華人民共和国湖北省武漢市の海鮮市場に端を発するとされる新型コロナウイルス関連肺炎について、中国以外の国や地域においても、刻々と流行の拡大が報告されています。国内でも1月15日から複数患者の報告がされ、WHO (世界保健機構)では、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言。 国内では、新型コロナウイルスを 「指定感染症」 とすることが閣議決定され2月1日より施行となりました。

新型コロナウイルスの感染を予防するためには、風邪やインフルエンザと同様に咳エチケットや手洗い等、通常の感染症対策を行うことが重要です。咳をする場合は、口や鼻をティッシュで覆う等の咳エチケットを守り、周りの人たちへの感染を予防するため、マスクを着用し、人が多く集まる場所は避けましょう。

武漢市から帰国された方、武漢市から入国された方へ
次のいずれかに該当する方は必ず保健所にご相談ください。
① 発熱(37.5度以上)かつ呼吸器症状があり、発症から2週間以内に武漢市への渡航歴がある方。
② 発熱(37.5度以上)かつ呼吸器症状があり、発症から2週間以内に「武漢市への渡航歴があり、発熱かつ呼吸器症
状を有する人」と接触歴がある方。
③ 発熱(37.5度以上)又は呼吸器症状があり、新型コロナウイルスに関連した肺炎患者(疑い含む)との濃厚接触者

※武漢市への渡航歴がなく、体調不良等でご心配の方は、かかりつけ医などへご相談ください。 
医療機関を受診する時は、マスクを着用するなどし、事前に医療機関へ連絡したうえで、受診していただくようにお願いします。また、武漢市滞在歴があることを事前に申し出てください。

「指定感染症とは」
感染症法に基づき、都道府県知事は罹患した患者に対して感染症の対策が整った医療機関への入院を勧告し、従わない場合は強制的に入院させられるほか、患者が一定期間、仕事を休むよう指示できるようになります。入院などでかかる医療費は公費で負担されます。指定の期間は原則1年間で、さらに最大1年延長することができます。これまでに

▽平成15年の重症急性呼吸器症侯群「SARS」、
▽平成25年のH7N9型の鳥インフルエンザ、
▽平成26年の中東呼吸器症候群「MERS」などが過去に指定され、今回の肺炎は5例目となります。