チクングニヤ熱の発生状況

アフリカ、南アジア、東南アジアで流行しています。ヨーロッパでもイタリアで流行したことがあります。

チクングニヤ熱の発生状況 2015年

チクングニヤ熱の危険性

チクングニヤ熱がアジアで流行。
タイ・マレーシア・インドを含めたアジアからチクングニヤ熱の感染報告が増加しています。チクングニヤ熱とは感染した蚊に刺されることにより人へ移る感染病です。

主な症状としては、突然の発熱、腫れのある又はない関節痛、悪寒、頭痛、吐き気、嘔吐、腰の痛み、発疹。チクングニアは主にアフリカやアジアの地域で発生します。2007年、イタリアで限定的にチクングニアウイルスが発生しました。

チクングニヤ熱の感染原因と症状

感染

トガウイルス科に属するチクングニヤウイルスによって引き起こされる感染症で、ウイルスを保有するネッタイシマカやヒトスジシマカなどに刺されることで感染します。
特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われます。

症状

2~12日(通常3~7日)の潜伏期間の後、発熱、関節炎、発疹がみられます。関節の痛みは、手首、足首、指、膝、肘、肩などにみられ、数週から1ヶ月に渡って激しい痛みを伴います。結膜炎や神経症状がみられ、出血しやすくなることもあります。この感染症による死亡は稀です。

チクングニヤ熱を予防するには

チクングニヤ熱にはワクチンがありません。蚊に刺されないように注意しましょう。

  • 昼間(日の出後と日没前が最も活発)に活動する蚊で都市部に多い。
  • 長袖、長ズボンを着用する(薄手のものは蚊の針が肌に届くので厚手のものを用意する)。特に夜間は明るい色の衣服で。
  • 皮膚の露出部には虫除けクリームを使用する。また、蚊取り線香も効果的である。
  • 部屋は密閉しエアコンを使用、不可能な場合は破れていない網戸を使用する。
  • 室内ではエアゾールの殺虫剤を使用し、設備の整ったホテル以外に 宿泊する予定のあるときは旅行用の蚊帳を持参する。

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ご予約について

予防接種は予約制です。
ワクチンの在庫がある場合は当日接種も可能ですので、まずはお気軽にお電話下さい。

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