新型コロナウイルス検疫強化(オミクロン株対策)アメリカ以外の国


ロシア

<更新日:2021年12月8日>
●12月8日から、外国人のロシア入国に際し提示が義務付けられているPCR検査の陰性証明書につき、これまでの「入国前3日(72時間)以内」から「入国前2日(48時間)以内」に短縮されます。

●政令では「到着前3日以内」が「到着前2日以内」に変更となりましたが、これまでも「3日」を「72時間」として運用が行われてきており、今回の「2日」についても「48時間」という運用になるものと思われます。

1. 12月7日、ロシア当局は、外国人に対して義務付けられた「ロシアへの到着直前3日(72時間)以内に受けたPCR検査の結果としてコロナ陰性であることを証明する文書(ロシア語又は英語のもの)の提示」を「ロシアへの到着直前2日(48時間)以内に受けたPCR検査の結果」に短縮することを決定しました。この政令は明8日から施行されます。
https://www.rospotrebnadzor.ru/files/news2/2021/12/PGGSV_34_04122021.pdf 

2. つきましては、今後のロシアへの渡航に際しましては、搭乗便のロシア到着前48時間以内に受検したPCR検査の陰性証明書(英文又は露語)を提示することが求められますので、ご留意願います。

【問い合わせ先】
在ロシア日本国大使館領事部
電 話:(495)229-2520
メール:ryojijp@mw.mofa.go.jp   
HP:http://www.ru.emb-japan.go.jp/japan/index.html

パキスタン

<更新日:2021年12月7日>
【ポイント】
○12月6日付パキスタン航空当局(CAA)公告によると、12月8日午前0時以降、パキスタン国内に到着する国際線への検疫強化のため、カテゴリーリストを更新し、Cカテゴリーからの外国人の入国を原則禁止する措置を公表しました。○日本からの渡航者に関連する同公告の主な変更点は、「6歳以上の入国者は搭乗前48時間以内にRT-PCR検査陰性証明の携行」及び「サウジアラビア、UAE及びカタールを経由して入国した場合、無作為抽出による抗原検査(RAT)を実施」となっています。
○引き続き、パキスタン国内に到着する国際線を利用する「18歳以上」の搭乗者は新型コロナウイルスワクチン接種証明書又は接種できないことを証明する書類が必要
となります。

【本 文】
1 パキスタン航空当局(CAA)は12月6日、「パキスタンに到着する国際線へのガイドライン」の変更を発表しました。12月8日以降の主な変更点は以下のとおりです。
(1)パキスタン国内に到着する国際線6歳以上の入国者は搭乗前『48時間』以内にRT-PCR検査(*1)陰性証明の携行。
*1:RT-PCR検査に用いる検体採取部位については、鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharyngeal Swab)を用いた検査が原則となっています。
(2)オミクロン株対策のため、サウジアラビア、UAE及びカタールを経由して入国した場合、到着時に無作為抽出による抗原検査(RAT)を実施する。
(3)以下に指定する「カテゴリーC」に該当する国からの外国人の入国は原則禁止する。
*カテゴリーC:ボツワナ、クロアチア、エスワティニテワニ、ハンガリー、アイルランド、レソト、モザンビーク、ナミビア、オランダ、ポーランド、スロベニア、南アフリカ、ウクライナ、ベトナム、ジンバブエ(カテゴリーCに該当する国からの入国には免除証明書(Exemption Certificate)が必要となります。)
(4)以下に指定する「カテゴリーB」に該当する国から入国した場合、到着時に無作為抽出による抗原検査(RAT)を実施する。
*カテゴリーB:アフガニスタン、オーストリア、アゼルバイジャン、フランス、ドイツ、メキシコ、ロシア、スリランカ、タイ、トリニダード・トバゴ、トルコ、イギリス、アメリカ

2 引き続き、パキスタン国内に到着する国際線を利用する「18歳以上」の搭乗者は新型コロナウイルスワクチン接種証明書又は接種できないことを証明する書類が必要となります。(詳細は「10月1日以降、パキスタン出入国時に必要なワクチン接種証明」 
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=120618 をご参照ください。)

3 入国規制に関する詳細は、ご利用予定の航空会社・旅行代理店等にお問い合わせください。

4 当処置は、今後、世界的な感染拡大状況及びパキスタン国内のCOVID-19感染状況により適宜変更されますので、引き続き、政府当局の発表にご注意ください。

5 なお、外務省広域情報など当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認ください。

○当館ホームページ:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

○外務省海外安全ホームページ(パキスタン):
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0 

○厚生労働省HP:「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_certificate.html

イングランド(英国)

<更新日:2021年12月7日>
12月7日午前4時(英国時間)より、日本からイングランドへ渡航する方は、出発前2日以内の検査受験が必要になります。

1 現在、英国運輸省は各国・地域を「レッドリスト」及び「レッドリスト以外」に分類し、渡航規則を設定していますが、日本は現時点で、日本は「レッドリスト以
外」に分類されています。

2 12月7日午前4時(英国時間)より、ワクチン摂取証明書の所持の有無にかかわらず、日本からイングランドへ渡航する方は、出発前2日以内の検査受験した陰性証明書が必要になります。

3 また、イングランド到着後は、ワクチンを完全に接種しているか否かにより必要となる手続きが異なりますのでご注意ください。
https://www.gov.uk/guidance/travel-to-england-from-another-country-during-coronavirus-covid-19

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