対象地域

東南アジア

インドネシア共和国、カンボジア王国、シンガポール共和国、タイ王国、フィリピン共和国、ブルネイ・ダルサラーム国、ベトナム社会主義共和国、マレーシア、ミャンマー連邦、ラオス人民民主共和国、東ティモール民主共和国

東南アジアの衛生状況

都市部では、日本と比べてあまり変わらない生活をすることが可能。しかし、地方では様々な感染症が発生する。熱帯、亜熱帯地域なので、日頃から健康に対する意識を高く持つ必要がある。暑さ対策も必要。 特に4~9月の暑い時期には、食中毒が多く発生するので要注意。また、雨季から雨季明けにかけて、特に蚊が大量発生し、蚊が原因の感染症が流行することがあるので、刺されないよう対策が大切。

東南アジアの渡航中に注意が必要な感染症と病気

飲食物から飲食物から 感染症腸炎(食中毒、赤痢)、A型肝炎腸チフス
昆虫・蚊から昆虫・蚊から 日本脳炎デング熱マラリア(地方のみ)
動物に噛まれたら動物に噛まれたら 狂犬病
傷口から傷口から 破傷風
ヒトからヒトから AIDS、B型肝炎髄膜炎菌髄膜炎
水遊びから水遊びから レプトスピラ症、 住血吸虫症(フィリピンなど)

東南アジアにおすすめの予防接種&予防薬

A型肝炎ワクチン 長期滞在者、旅行者
B型肝炎ワクチン 1年以上の滞在者
破傷風ワクチン 長期滞在者、旅行者
日本脳炎ワクチン 1年以上の滞在者
狂犬病ワクチン 野生動物に接する機会のある者
腸チフスワクチン 不衛生地域への滞在者及び立ち入る者
マラリア予防薬 マラリア発生地帯に立ち入る者
黄熱ワクチン この地域は黄熱の流行国ではありませんが、黄熱の流行地からの入国者(1歳以上)に対し、黄熱ワクチンの接種証明書を要求する:東チモール以外の国

滞在先での注意事項

  1. 加熱した水もしくはミネラルウォーターを飲む。水道水は飲まないこと。また、水道水から氷が作られることが多いので、氷入りの飲み物は避ける。
  2. 生ものは避け、加熱されたものを熱いうちに食べる。寿司や刺身などの生ものは一流ホテルやレストランでも避ける。
  3. フルーツやサラダは水道水で洗ってあることが多いので避ける。
  4. 果物は自分で皮をむいて早めに食べる。野菜は加熱されたものを食べる。
  5. 衛生的に管理の悪い屋台での食事は控える。
  6. 蚊に刺されないようにする。
  7. 狂犬病による死亡は年間200~300人。犬には近寄らない。狂犬病の危険があるので、動物をなでたり、なめられたりされないようにする。

ご予約について

予防接種は予約制です。
ワクチンの在庫がある場合は当日接種も可能ですので、まずはお気軽にお電話ください。

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